低温焙煎解説f47 コーヒーの生豆は “繊維質の硬い塊” です

焙煎度を進めれば最終的に火は通りますが、
“完熟した浅煎り” を仕上げたい場合、その方法では不可能です。

低温焙煎は、
「1ハゼで完熟した浅煎りを作るために考案された焙煎方法」

ここでの出来不出来が、焙煎全体を決めると言っても過言ではありません。

繊維質をほぐす工程は、
生豆内部の水分をスムーズに外へ逃がすための“土台づくり”。

低温焙煎では、焙煎前に次の2つの環境を整えます。

この準備作業をしている焙煎士は、
おそらく多くありません。

これこそが、
他の焙煎方法とは全く異なる“低温焙煎”の核心部分なのです。

この2つの理解が欠かせません。

次回は、繊維質をどのように解していくのか、
さらに具体的に解説していきます。