コーヒーは昼と夜の気温差が大きいところ、たっぷりの雨、標高の高い所で美味しいものがとれると言われています。
レテフォホはテトゥン語で[レテ=上・フォホ=山]というくらい標高が高い所にあり、赤道に近い熱帯高地で、雨季にはたっぷりと雨が降るため、コーヒーにとっては理想の環境です。
幸いなことに東ティモールは、島国であったために、コーヒーの原種に近い品種が奇跡的に交配を免れて残っています。
そしてもう一つ特筆すべきことは、レテフォホにあるコーヒーの畑(圃場・ほじょう)が一度も農薬を経験したことのない完全有機の土地、まさにピュアオーガニックの大地だということです。
完全有機栽培のオーガニックコーヒーですが、あえて農薬を使っていないというわけではありません。
農薬や化学肥料すら買うお金が無いのです。
そのような貧しい環境の中でも、技術を伝える人の熱意とそれを受け止める生産者の努力があれば、高品質なコーヒーは作られるのですね。
「豊富な甘味、うまみ・コク、やさしい酸味」「クリーンカップ」やさしい酸味と自然な甘味を持つ、軽やかな風味のコーヒーです。
強い個性はありませんが、穏やかな自然の甘味と上質でクリーンなカップが「レテフォホ」の最大の魅力です。
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