マンデリン・リントン(グランブルー)
【生産国】 |
インドネシア |
【産出地域】 |
スマトラ島・リントン地区 |
【生産高度】
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1450~1600m |
【精製方法】
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スマトラ式 |
【グレード】
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スーパーグレード |
(100g) |
(200g) |
(500g) |
(1㎏) |
¥720
(税込\778) |
¥1,320
(税込\1426) |
¥3,150
(税込\3402) |
¥6,100
(税込\6588) |
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高品質なスマトラ・マンデリンを生産する地域として有名なスマトラ島北部のトバ湖南部リントン地区。
インドネシアでは、スマトラ式という特殊精製を行う事で、独特な外観とカップ品質が有名ですが、特にリントン地区では組合が少なく流通市場が複雑です。
順を追って説明しますと、
零細農家の手によって収穫された完熟豆は各農家にて乾燥発酵が行われ、ミューシレージが除去されたパーチメントを一次乾燥します。
この状態のパーチメントをGABAH(水分値30~40%)と呼びます。
農家はこのGABAHを各地域で週に一度開かれる市場に持ち込みコレクターと呼ばれる集買業者が買い取ります。
この際、水分値の非常に高いパーチメントの状態で取引されるため、品質の優劣を外観から判断するのが難しく、長年の各農家それぞれの品質の認識、信用度、関係性が非常に重要になります。
これが外部からの買い付けが困難な最大の要因です。 |
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2013年に若い生産者カルドン氏が、他ではやらない方法で新規参入の試みが始まりました。
それは、様々な品種が雑多混植されているインドネシアにて、比較的判別しやすいOnangGanjang種のカップ品質に目をつけ、農家を廻り一本一本赤いリボンを括り、単一品種ロットを作成。
加えて、カルドン氏自ら完熟チェリーを直接買い受け、ハンドパルパーで脱穀・丁寧な精製を実施し、農家の手本に。
結果として、高値がつく上、固定顧客が生まれ、農家の信頼を得て、独自の買い付けラインを構築。
その甲斐あって出来上がった生豆の外観は、まさに『グランブルー』という名前が相応しく、収穫から最後の手選別までの丁寧な工程を経て生み出されていることが分かります。
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味わいはハーブ感溢れる酸味とマイルドなボディ、クリーンな後味が特徴の希少なスペシャルティコーヒーです。(焙煎度数は中煎りです) |