| 本来の風味を最大限に活かす、精選と品質管理。
この地域のコーヒー本来のポテンシャルを損なうことなく、選別・精選工程を見直し、スペシャルティグレードの品質基準にまで引き上げられたのが「アフリカンムーンドンキー」です。
この取り組みを推進しているのが、1990年創業の輸出業者キャラガニコーヒー社と、その傘下で精製所(ウォッシングステーション)を運営するアグリエボルブ社。
どちらも「社会的インパクトを生むソーシャルビジネス」を掲げ、農家の生活向上や持続可能な農業を目指しています。
流通・収穫・教育の再構築から始まった変革。
まず着手したのは「他地域の豆との混合を防ぐための流通経路の見直し」
そして、これまでコモディティ中心だった生産地に対し、完熟チェリーの選別や収穫タイミングの指導などをゼロから丁寧に行っていきました。
農家や作業スタッフに対しては、セミナーやデモンストレーションを通じて、品質の向上と均一性の確保に向けた教育を継続しています。
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